山田風太郎の夢身体

戦争の責任、真実とはなにか。それは、戦時中にどんな思い出、日本人が戦っていたかを知ることから、始まるのではないでしょうか。

偶然 ETV特集で風太郎のことを知りました。

彼が純文学や評論の書き手ではないと、いう盲点があり、ほとんど彼の作品を読んだことがありません。異色の作家という印象だけです。

小説作品は荒唐無稽ですが、日記にみる彼は、すごいモラリストですね。それと家族を大切にしたという点では、愛すべき生活者ですね。

他の無頼な作家とは、一線を画しています。しかし、そうとうの酒好きですが……。

彼の作品の背景には、医学的な知識と肺結核という病気の体験があります。

関川夏夫は天才というけれど、それはちょっと言い過ぎだと思います。

図書館から『戦中派虫けら日記』を借りて、ボチボチと読み始めています。

山風のドリーミングボディというエッセイを書く予定です。