私は「うつ依存症」の女

私は「うつ依存症」の女―プロザック・コンプレックス

私は「うつ依存症」の女―プロザック・コンプレックス

アメリカや日本などで、多くの人が日常的に軽いうつを感じて生活しています。

うつは、社会的な病理ですね。

またPMSなどにより、うつに悩まされる女性も多いようでね。

快適さをもとめるために、手軽にクスリで解決するのはよくないですね。

心療内科メンタルクリニックなどが、普通の人がちょっとしたことで薬を飲むようになる場合も増えました。

しかし、双極性障害(従来の躁鬱病)などとちがい、働きすぎによる「うつ」は一定期間の休業と投薬によって改善されるケースが多いです。

ところが、投薬をやめると症状がぶり返すこともあります。

つまり、仕事依存が症状の背後にあるからです。

また長期間の投薬は、アディクションというやっかいな問題を巻き起こすことになります。

無理な減薬は、かえって危険ですが、徐々にクスリを抜きながら精神的な依存をなくすほうが、からだの調子はよくなります。

ゆっくり、自分と対話をするときのヒントになってくれるのが、この本です。