バナ、映画を語る
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暴力の連鎖は解決にならない。それと自分の居場所、精神的に
帰る場所があることの大切さだ
ミンュヘンの主演、エリック・バナが伝えたいメッセージは
この二つです。居場所というのは、homeのことかな。
映画を見ると確かに、このメッセージは伝わってきますね。
バナは実際にモデルの人物にも話を聞いているそうです。
仲間に料理を作る場面や、殺人の後にキッチンの展示場で心を癒した場面は、みんな実話とか。
頻繁に登場する食事のシーンは、スピルバーグや脚本家のトニー・クシュナーの創作かと
思ったのですが、そうではなかったのですね。
実際に、イスラエルに行ったまつぞうさんのミュンヘンについての言及はこちら
自分が狙われる立場になって初めて、「こんなことをしても何もならない。殺しても後任が現れて、キリがない」と言うことに気づく主人公。
けれども、このミュンヘンオリンピックから35年、復讐の連鎖は途絶えてない。