パナマの先住民
5月9日の成田エクスプレスの中で、アーニーとエイミーミンデル夫妻にあった。
二人とも少し疲れた様子だったが、シドニーでのワールドワークに満足している様子だった。
さて経由地のニューヨークでは接続が悪く、空港で一泊することになってしまった。
その後は順調に旅行をつづけ、今はパナマシティからブログを書いている。
ワールドワークでもテーマになっていた先住民について
歴史的な先住民の問題と今もなおつづいていることには
あたりまえのように溝(キャズム)がある。
歴史的なトラウマの問題と現実の世界を生き抜いてく問題。
未開の文化に純粋さをもとめていた、時代はとうの昔に終わり、先住民の社会にも容赦なく産業社会が侵入してくる。
マイクロソフトの援助により、パナマの先住民の村にもインターネットが
引かれているそうだ。
70年代に生まれた世代からは、先住民も学校教育をうけるようになっている。
つまり、スペイン語での読み書きと計算ができるようになった。それ以前の世代は被識字率も高い。
情報にアクセスすることについては未開社会でも産業社会でも、そこには差がないわけだ。
問題はやはり自立支援にある。