タンゴ・冬の終わりに

堤真一常磐貴子 シアターコクーン 10年ぶりの再演。

平幹二郎名取裕子の演じた、狂気におちいった俳優を描く、お芝居。幕が上がると、舞台の上には映画館の観客席のセットがつくられています。
以前にパルコ劇場で一番前で見たときは、半ズボン姿に捕虫網をもった平幹が、舞台を所狭しと走り回り、舞台に横たわる名取裕子の脂粉の匂いが客席までただよっていたのを懐かしく思い出します。
凛々しい堤真一さんが、半ズボン姿で登場したら、衝撃はすごいね。そこまでやるか。

脚本清水邦夫