美しい国の陰鬱な未来

アベ的なものへの恐れが、今話題になっています。
このILOHAブログの筆者もリベラル保守ですけれど、安倍首相が語る、うまい言葉の影にはウソがあることを警戒しています。
サヨクが叩けば叩くほど、むしろ小泉や安倍は人気がでました。

人気の影には、依然としてサヨクに対する懐疑や生活の安定を求める国民(市民?)の感情があらわれているように感じますが
どうでしょうか。

また、自民党に変わる別の政党がないことが、高い支持率につながる原因の一つでしょう。
後は、東アジア地域での国際関係の安定をアメリカに依存せざるおえない日本の体質ということがありますね。

そこで、否が応にも安倍内閣はそんなに悪くはないんじゃないかというムードが高まる。その後に来るものは…。

アベ的なものをいかに回避しながら、美しい国をとりもどすかが、これからの課題です。

しかし『美しい国へ』うまし国ヤマトの国は。皮肉にしか聞こえません。

まずは、人と人とのつながり、地域に対する信頼感の回復をめざそう。国際紛争や相互の監視社会なんて、だれも望みません。

私も「アベはやばい」と思っているひとりだ。

ごまかしてんじゃねーぞ、安倍首相
「偽装ニッポン」
怒りのツッコミ15連発
「美しい国」ってなんやねん!ザ・ワイド
特別対談 太田光×中沢新一
「安倍さん、本当に憲法変えちゃう気ですか?」


顕著なものは、太田光中沢新一の新書『憲法9条を世界遺産に』の新聞一面の広告です。
プレイボーイの記事はたった見開き2ページ やはりあの広告は新書の宣伝にすぎなかったのでしょうか?
憲法9条が世界遺産になるというのは、過去の遺物として奉られるということで、現状を変えないのではないでしょうか。
文春新書『美しい国』と対になっているというマーケッティング戦略は、当たっています。
また、問題提起としては、充分役割をはたいしますね。この広告!

憲法九条を世界遺産に (集英社新書)

憲法九条を世界遺産に (集英社新書)



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