敬語正しくつかえますか
日本語を母国語としない人に、日本語を教えていますが、やはり常に問題になるのは「敬語」の分かりにくさです。
待遇の表現(時と場合によって敬語を使い分ける)そのガイド・ラインが初めて制定されて少しは分かりやすくなるかもしれませんね。
現在敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つの区別があります。それに美化語を付け加えるそうですが、個人的な意見としては分類の基準は少なければ、少ないほどいいと思います。
国語審議会で敬語が3分類から5分類に変えられるそうですが、
これまでの分類法(尊敬語・謙譲語・丁寧語)の何がいけなかったのでしょうか。
分類が複雑すぎて、よけい混乱するので、美化語は定着しないでしょう。
"敬語もなるべく簡便なものにする"方向にしたらどうかと思います。