情報革命、10年後の世界
グルーグルブック・サーチのプロジェクトを初めてしりました。
この10年間で著作権の切れた英・米の書物を、無償で読めるようになるのはすごい。
インターネットの電子図書館、青空文庫へようこそ。
日本の青空文庫どころでは、ないですね。
20世紀初頭に書かれたテキストが、いつでもネットを通して、reference(検索)つきで読めるわけです。
20年後の世界をイメージすることは、困難だけど、10年後の世界ならば難しくない。
10年後も世界をリードしていくのは、相変わらず欧米ですね。
追いかけていく日本は、乗っかって商売ができるので楽なのか、あるいはまた欧米にいいように搾取されるだけなのか。
ここにきて、情報の発信者としての梅田さんの位置が今にもまして重要になっていますね。
産業界でこの影響を大きく受けるのはメディア産業と広告産業だが、国全体で考えれば教育への影響が大きい。
今の中学1年生が大学を卒業して社会に出るのは2016年だ。小学1年生ならば2022年だ。その頃に「私たちと情報の関係」はどうなっているのだろうか。そんな想像力を働かせないと、子供たちにどんな教育をすべきか見誤る可能性がある。
玉石混交のありとあらゆる情報がさまざまな角度から整理され、誰もが瞬時に入手できるようになる10年後、20年後の世界を想像したとき、子供たちが学び記憶すべき内容、身につけるべき能力に変化はないのだろうか。