『パプリカ』につづいて夢を素材にした映画。
松田は「撮影前は、裸にマントの衣装でどうなるんだって思った」と、裏話を明かした。
すでにハリウッドら全世界の映画会社１８社からリメーク権取得のオファーが舞い込む話題作。塚本ワールドのホラーサスペンスだ。
裸にマントは、まさに露出狂の姿ですね。夢で犯す、夢を犯すというのは、親鸞の夢に通じるような普遍性をもったテーマ。
新春第2段として漱石の『夢十夜』もあり。
正月に夢の映画が集中するのは、初夢に関係づけて公開するため
でしょうか。
シネセゾン渋谷
塚本晋也
