踊るフジタ
ただ時計の音だけが響いているような、静かな雰囲気が漂う自画像。派手好みで、イヤリングまでしていた藤田とは一体どんな画家だったのでしょうか?
藤田嗣治 35歳の自画像。長い首や身体は、モディリアニのスタイルに似ています。
アトリエは、山梨の清春美術館の建物と同じタイプですね。
夜毎夜毎、仮装パーティに出没し、女装して、踊ったり。
スキャンダラスな生活は、20世紀の芸術家の典型ですね。
ボヘミアン〜。
フジタ曰く、自分は「生来のつむじ曲がり。」いいですね。
エコール・ド・パリ。芸術家が、スターだった時代。ヘミング・ウエイ。レーニン。コクトー。シャネル。
モディリアニ。
そしてピカソ。ピカソがフジタ見せた絵はルソー。模倣といえ初期のフジタはいいですね。
35歳のときの自画像"おかっぱ頭に、丸眼鏡をかけること"で、まず自分のスタイルを創造したのですね。
勉強になります。