エドワード・サイード

SIGLO『エドワード・サイード OUT OF PLACE 〜Memories of Edward Said〜』日本映画 佐藤真監督
佐藤真の映画は『阿賀に生きる』と『まひるの星』を見たことがあります。

大江健三郎を最近はオーケンというんですね。大槻ケンジかとおもった。ノーヴェル賞受賞作家になってから、なぜか読まなくなった作家。
初期作品。フランス文学を読んでいるような『個人的な体験』。『万延元年のフットボール』、私小説を模倣した『新しい人よ目覚めよ』
などはお勧めです。


イード、『オリエンタリズム』の引用はあちこちで読んでいるのですが、じっくり読んだことがない。
パレスティナ問題はどうも遠い問題ですね。

大江健三郎講演会+完成記念上映会
2006年4月29日(土)

完成記念上映にあたって、サイードと親交の深かった大江健三郎さんと、ニューヨーク在住のマリアム・サイードさんをお招きします。この機会にぜひお集まり下さい。
14:30開場
15時〜 「エドワード・サイード OUT OF PLACE」上映
(上映前に、佐藤真監督の舞台挨拶あり)
18時〜 あいさつ:マリアム・サイード
講演:大江健三郎「《後期スタイル》という思想―サイードを全体的に読む―」
九段会館 大ホール(地下鉄東西線新宿線半蔵門線 九段下駅より徒歩1分)
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL:03-3261-5521
会場マップ

入場料:当日券:4000円 前売り券:3500円

Guest

マリアム・サイード[サイード夫人]

レバノンで生まれ育つ。1970年、エドワード・サイードと結婚。サイードとの間に息子ワディー、娘ナジュラの二人の子どもを持つ。銀行家としてのキャリアを続けながら、長年公私ともにサイードを支える。現在は、バレンボイム・サイード基金の理事としてサイードの遺志を継ぎ、音楽家ダニエル・バレンボイムと共に西岸地区での音楽教育の発展とイスラエルパレスチナの若手音楽家の交流プロジェクトにたずさわる。

大江健三郎[作家・文学者]

愛媛県生まれ。1958年東京大学の学生の時に『飼育』で第39回芥川賞を受賞。以来小説、エッセイなど精力的に執筆を続け、数多くの文学賞を受賞する。 1994年、ノーベル文学賞を受賞。『大江健三郎往復書簡 暴力に逆らって書く』(朝日新聞社刊)に、エドワード・サイードと2002年に交わした往復書簡が収録されている。

上映スケジュール
アテネ・フランセ文化センターにて、5月16日(火)より