訪問スタイルの相談室

友人の精神保健福祉士の島田啓介が、訪問型のカウンセリングサーヴィスを始めました。うつ病アルコール依存症で相談のある人はぜひからのプログを訪ねてみてください。特に厚木・伊勢原方面の方に最適です。

島田さんは、人生経験が豊かな友人です。彼が"うつ"を発症し、一番苦しんでいた学生のとき草間彌生さんと同じ病院にいたことがあります。ベトナムの平和運動の僧侶ティク・ナットハンのwalking meditationを翻訳したり、最近では新宿LOFTの「壊れ者たちの祭典」などいいうイベントに出演しています。
ブログをご覧になれば分かるように、彼は自分の病気とポジティブにつきあうことで、マイペースな人生の歩き方を体得していきました。
新しい相談室もやはり「歩く相談室」と命名されています。

「歩く相談室」の具体的なとりくみ
◆外出が難しい方やその御家族に、こちらから出向いてお話を聴きます。

◆これまでの入院や、通院、さまざまな施設の利用などによって、困ったこと、さらによくしたいことなどの御相談にのります。また具体的にお手伝いできることを考え、必要に応じてサポートいたします。

◆自分自身が、かつて精神医療を受ける立ち場だった経験(うつ病・入院)と、専門家としての経験や知識(精神保健福祉士)を生かし、一般の医療や福祉に加えて、さらに御当人や御家族に即した現実的なサポートをめざします。

◆そのために、今までつちかってきたネットワークを生かし、既存の制度や施設などを利用しつつ、さらに回復のための幅広い選択肢を提供します(訪問プログラム等--「何をするの?」の項をみて下さい)。

◆当事者、家族、専門家、一般人を含んだ「こころの問題」を考えていくための、催し、ワークショップ、講演会、ツアーなどのオーガナイズや外国のゲストには通訳などもいたします。「こころの問題」にたいして、医療や福祉の範囲を超えて、社会共通のものとして取り組んでいきます。