シニアははてなを使うか?#1

はたしてシニア向けのブログサーヴィスが成り立つのか、シニアがブログの使い方を習得するより、ブログが使える若者をシニアの財力で雇った方が、NPOの活動も活性化するし、若年労働者の雇用促進にもつながるような気がする。

シニアのネット上の行動特性はある程度研究が進んでいると思うし、そのデータもある。また、Web標準の議論に従えば、Web標準で構築されたサイトというのは、ユーザビリティーなども高く、使いやすいはずだ。でも、そんな議論はおかまいなしに、シニアはログインと新規登録でつまづく。そのつまづきのポイントを列挙しておく。これから、シニア向けのサービスを考えている皆様はぜひとも参考にしてほしい。

電話サーヴィスよりも、実際に訪問して、大きな文字で印刷されたマニュアルをパソコンの横にでも置くようにした方が、若者とのコミュニケーションができていいのではないか。

すべてネットですます必要は全くない。インターネットの面白さは、自分で発言することや、他のプログにコメントすることにある。
パソコンのキー入力も、シニアがネットに参加するときの障壁の高さになることにはかわりない。

シニアは、ブログをはじめても、話題の違いなどからそれほど熱心にネット活用するとも思わない。情報を受け取るだけだったら、新聞やテレビのようになじんだメディアの方がてっとり早い。