アーティストは境界線上で踊る

アーティストは境界線上で踊る

アーティストは境界線上で踊る


斉藤環が、美術手帖で連載した作家論(インタビューと批評)をまとめた本。

これから23回にわたり、私の新刊の内容を少しずつ紹介して、多くの人々の購買意欲を促進しようと目論んでいます。

この日記を書いて、斉藤環自身が、はてなで日記を書いているのを発見してしまった。


 当ブログの筆者も千葉大の修士にいたときに、宮本みち子(現放送大学教授)を通して彼のことを知って以来
ほとんどの著作を読んでいる。
 それだけでなく、ときどき講演会にも足を運んでいるのだが、気が引けて、なかなか直接、質問するチャンスに遭遇しない。

さて、本書、やはり自分が気になる作家から読んでしまう。
草間彌生、冒頭におかれるだけあって、さすがに面白い。浅田彰の去勢の去勢という概念を援用して草間彌生の作品について批評を行なっている。


 その次は会田誠を読む。
この本を通して知った作家も少なくない。

 巻末に置かれている、岡崎乾二郎との対談は面白いし、よくまとまっている。
こうみても、斉藤環は批評空間を通して、言論の世界に登場した批評家であることがよくわかる。
掲載されている作家は次の方々
山本現代系の作家多い。
1. 草間彌生
2. できやよい
3. 加藤泉
4. 中ザワヒデキ
5. やなぎみわ
6. 会田誠
7. 小沢剛
8. 木本圭子
9. Mr.
10. 小谷元彦
11. ヤノベケンジ
12. 山口晃
13. 鴻池朋子
14. 村山留里子
15. 田中功起
16. 西尾康之
17. 杉本博司
18. 藤幡正樹
19. 高嶺格
20. 八谷和彦
21. 岡崎乾二郎