誰がリベラルか?
格差社会正当化社会と闘う
- 出版社/メーカー: ロッキング・オン
- 発売日: 2006/08/31
- メディア: 雑誌
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巻頭特集はズバリ「格差正当化社会と闘う」。最近、「格差社会」をめぐって、「戦後民主主義の悪平等が悪い」「がんばった人が勝つのは当然」といった議論があります。確かに資本主義社会の中で格差が生まれるのはやむを得ないにしても、それを諸手を挙げて認めてしまって機会均等という原則をいちから放棄してしまうのはいかがなものか。
こうした問題意識から今回のSIGHTは、この格差「正当化」社会の本質に鋭く切り込みます
●第二特集は「北朝鮮ミサイル問題」
目次
■格差社会を超えていくために
作家・重松清が格差問題の第一人者、佐藤俊樹(東京大学大学院助教授)に訊くスペシャルインタヴュー■格差は悪なのか経済学から検証する
対談:小野善康(大阪大学教授)×大竹文雄(大阪大学教授)■特別寄稿 斎藤貴男「格差正当化イデオロギーを斬る!
●第二特集「北朝鮮ミサイル問題」
W杯期間中まさに寝耳に水の勢いで飛び込んできた「北朝鮮テポドン発射」の一報。軍部の暴走か? はたまた金正日の独断なのか? 官邸をはじめ、各メディアが突然の事態に翻弄されました。SIGHTは、国際政治学者の李鍾元(立教大学教授)と藤原帰一(東京大学大学院教授)へのインタヴューを通じて、北朝鮮の真の意図や六カ国協議の行方、そして今、日本に求められる外交政策などをどこまでも冷静に探ります!前号でも大好評だった最強の連載陣も健在!!
●北野武 連載インタヴュー
「処女作を語る」●高橋源一郎 社会時評
「世界の中心でなんか、叫ぶ」●斎藤美奈子 エッセイ
「教科書が教えない国語」●いがらしみきお 漫画時評
「5秒前の世界」●長田弘
「うたと詩の記憶」●柳原和子 エッセイ
「消えゆきし人、あるいは故郷への挽歌」●酒井啓子 国際政治
「中東ABC」
東浩紀 のエッセイを読むために購入したということにします。 文芸批評が、リアリズムと ライトノベル二本立てになったという指摘
興味深いです。