便利なgoogleアラート

登録したのは世界史履修問題

学校がどんな履修逃れの方法をとったかを考察するのは面白いことを発見しました。

他のトピックでは、整理ができてないで、使いにくいという意見が多いようですが、この問題は言及が少ないためか面白いクリップになっています。

指導要領問題といった、全体のルールに関わることは、ひとまず置くことにします。

日本が直面する環境問題や世界情勢を考える上で、19世紀から現代までの世界の知識は必要だと思います。

ところが世界史で勉強するのは、主にルネッサンス以降、19世紀まであるいは、ましな授業では第2次世界大戦ぐらいまで
ではないでしょうか。それ以外の知識は受験には関係ないからです。

それで帝国主義から湾岸戦争までの歴史を勉強するのは、個人の興味次第ということになりまます。

細かいことは知らなくても不便はないですが、一般教養として、ゲルマン民族の大移動やルネッサンス、産業革命の知識は知っていて
損はないとは思いますけれど、それもどうでもいいことかもしれせんね。

とにかく受験に受かるようにしなくちゃと考えた苦肉のあの手この手

履修のがれは、共通のルールを破る反則でまじめにやっていた生徒からは非難がでるのは当然です。

Googleアラートは、どんな人のためにも真面目に働いてくれるあたらしい検索サーヴィスです。

機械が勝手に、必要な情報を見つけて、送ってくれるんだから手間が省けます。

ユーザーが指定した検索ワードに新しい検索結果が見つかった時に、自動で電子メールが送信される「Googleアラート」(ベータ版)だ。電子メールの形式は、テキストかHTMLを選択できる。

 アラートには、検索の種類が(1)ニュース、(2)ウェブ、(3)ニュース&ウェブの3種類がある。(1)ニュースでは、指定した検索ワードに対して「Googleニュース」で検索結果の上位10件に新規のニュース記事が表示された場合に、また(2)ウェブでは同様に「Googleウェブ検索」で上位20件に新規のウェブページが現れた場合に、それぞれ電子メールが送信される。そして(3)ニュース&ウェブでは、(1)か(2)の場合に送信される。

このアラートで知ったのは二つのこと。
函館の私立遺愛女子高で、聖書の授業を世界史にカウント(北海道)

北海道函館市の私立遺愛女子高校で、1、2年で履修する「聖書」の授業を「世界史A」として届け出ていたことが、道学事課の調査でわかった。3年生259人のうち、「世界史B」を履修した16人を除く243人が2単位(70時間)の補習を迫られる可能性が出てきた。


読売新聞
...同校は「聖書、宗教の歴史を学ぶ上で、古代から近現代までの世界の歴史的背景を理解しなければならない」として、世界史履修とみなしてきた。先月末の調査で道学事課は ...

キリストは、良しというだろう。ただし、世界史の単位にはならない。宗教の単位ですね。公教育では宗教教育はできないので私立学校ならではの特色になります。日本の歴史に、神話を教えたらこれはサヨクから非難がいっぱいでるでしょうにorz

エバはにヘビにだまされました。蛇の道は蛇ですね。

蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)

【意味】
仲間(なかま)のすることはその仲間が一番よく知っていること。

【ゆらい】
へびの通り道はへびが一番分かっていること。

いろんな抜け道知ってるのね。

埼玉県狭山市の私立西武学園文理高校で、オーストラリアへの修学旅行に参加することで、生徒に「世界史B」の単位を取得させていたことが30日、分かった。

 埼玉県学事課は「教科書を使わず、一部の地域のことしか学んでいない」と指摘、履修済みとは認めない方針。

旅行の使い道、地理の単位にしておけばよかった。オーストラリアと世界の貿易関係を調べる課題など、もう一工夫。

わたしは、非難しているのではないのです。この競争時代を勝ち抜くには、こういったクレバーな対応ができないとね。
日本人のナイープさでは、平和にはならない。

アメリカ、北朝鮮の海千山千を勝ち抜いて、平和を勝ち取ろうと考えるわけです。

この他、この世界史履修について、めぼしい記事をクリップしてメールで送ってくれるサーヴィス。
何かまとまった発言をすれば、その内容によらず、メールが配信されるわけですね。受身じゃない攻めのweb2.0