事故児童の写真

この事件、新聞の報道で知りました。この渡辺容疑者のやっている行為はこれはひどいですね。

特にこの事件に言及したプログでは、この人が小学校の先生であり、父親が警察官だったところに話題が集中します。

さて渡辺敏郎については、容疑者の情報をgoogleでサーチしてこのページに来る方も多いと思います。

そういった方もこの問題について足をとめて考えてみて欲しいと思い、すこし記事を書きました。

彼は、事故で亡くなったこどもについて言及するホームページの制作を軽い気持で続けていたとは思えないふしがあります。

ここのところに、風変わりな彼の性癖があらわれています。

退職後も性癖は変化しない?

さて、これだけ騒ぎが広まれば、この先生は、間違いなく免職でしょうね。

まあ〜自分で依願退職ということになると思いますが…。

11月末まで、勤務を続けていたとあるから、すでに退職しているのですね。

それでもって、この人の嗜好が変わるとは思えません。また繰り返すということです。

いろいろなサイトで、彼の写真や家族の写真をさらしているのは疑問がのこりますね。

確かに、児童虐待や小児性愛をテーマとしたHPを容認するわけには行きません。

削除勧告を行なうか、今回のように、法律で取り締まることに断固として、賛成します。

とは言え、彼について述べたブログで家族の顔写真まで掲載するのは行き過ぎではないでしょうか。

顔写真を掲載する意図

ブログに容疑者の顔写真を掲載する意図はどこにあるのか手短に、分析してみました。

1 目には目を、同じ行為を繰り返すことで、報復を行なう。

2 同じ性的指向性を持つ人を惹きつけるようなサイトをつくり、コミュニケーョンを図る

3 単に話題になる際どいニュースを取り上げ、ブログに書き、自分のサイトをアクセスをアップする。

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東京都羽村市の市立小学校に勤める渡辺敏郎教諭(33)が、交通事故死した子供らの写真を自らのホームページ(HP)に無断掲載していた問題で、昨年10月以降、HPの存在に気付いた遺族らがプロバイダーを通じてHPを何度も削除させていたにもかかわらず、その都度、同じHPが別のプロバイダーを通じてネット上に流れていたことが分かった。

今年9月、著作権法違反容疑で渡辺教諭が愛知県警に書類送検された後も、HPの運営は続いていた。

 HPには、交通事故の被害に遭った子供6人の生前の写真のほか、事故などで傷ついた海外の子供たちの遺体の写真なども多数掲載されており、「全身がぺっちゃんこのかわいそうな姿になってしまいました」「2キロも引きずられたら、きっとお洋服も全部脱げちゃったのでしょうね」などのコメントが書き込まれていた。

ブロガーの心理

わたしも、ブロガーの端くれ、自分のブログのアクセスアップを図りたい心理は理解できます。
やはり、不特定多数の人にむけて書くからには、たくさんの人がアクセスし文章が読まれることに
よって、その苦労が報われるように思います。

いい内容の記事を書くのには、それ相応の労力がかかるのですから。

また、どんなに小さい、自分のための防備録であっても、ネット上に書くからには、プライベート
設定にしない限りは、多数の目に触れるということを意識していると考えられます。

問われるブロガーの倫理

さてブログを記す上での共通理解や暗黙のガイドラインができるとブログの執筆がもう少し楽になり、

ブログに対する信頼性も高まるように思います。

ただし、ガイドラインといってもインターネット上での倫理*1の確立
はやはり、ブログを書く当事者の手によって行なうのが、適切だと思います。
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*1:リテラシーという考えも、理解はできるがそれがネット社会の基準になりえない、人間のこころの世界がウェブ上の現象に反映されるので