日本でもっともオスカーに近い女優

みなさんこんにちわ。
ブラッド・ピット役所広司などと映画『バベル』共演している

寓話に満ちた宗教画のようでもあり、9/11後の世界を反映させた現代絵画のようでもある。モロッコ、米国、メキシコ、日本の4カ国を舞台に、人間と世界の現在を峻烈に見つめ傑出している。今年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞したメキシコの偉才アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の3作目。役所広司がブラット・ピットと共演決定と、日本で話題になった。

菊地凛子interview (News Zeroから)

Q.アメリカではメディア・マスコミから非常に高い評価を得ているということなのですが?
A.本当にこの映画が多くの人たちに、心に残っている作品だというのが実感できて、凄くうれしいです。


Q.すでにハリウッドからのオファーが来ているということですが、海外をベースにとういことを考えますか?
A.今後も、どの言語を使おうが、どんな役になろうが挑戦していきたい、そういう野望はありますね。


アメリカで活躍している日系女優としては、タムリン富田さん、
日本人女優としては、栗山千明*1などの方々が頭に浮かびます。
他に男性では、千葉真一さん、吉田栄作さんなどがハリウッド映画にチャレンジしました。

半面、ハリウッド映画の中では、なかなか役がつかないという現実があります。
アメリカ人は映画の中に黄色人種の顔が登場するのは嫌いだとう現実もあります。たとえば『クラッシュ』に登場する
東洋人もネガティブな視点*2から描かれています。

コミュニケーションの不全

この映画『バベル』のテーマは、異文化間のコミュニケーションの不全でした。

『ロストインコミュニケーション』などという東京を舞台にした作品もありました。
007のジェームズ・ボンド役はロジャー・ムーアだとピントはずれなことを言う日本人のCMディレクターが登場します。
アメリカ人にとってはショーン・コネリーを連想するのがあたり前なのにねぇ。

実際に、東京も多様な人種によって構成されている街です。
このテーマは単に映画の中の話ではありませんね。

*1:キルビル

*2:アクセントのある、聞き取りにくい英語でまくしたてる、移民