格差社会の問題
- 作者: 橘木俊詔
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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- 作者: 福地誠
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朝日のレピューに、公教育でも学力によるクラス分けがみられるようになったいま、学歴社会を批判したゆとり教育はもはや過去のものになろうとしている。
キーワードで2006年を読む 別刷5面
学力でクラス分けすると、やはりできるクラスは先に進むわけですね。格差は是正はされないです。遅れたクラスから、上にあがる学習者もでるけど、ずーっと下に留まる人たちがいることは深刻ですね。
学力に差があっても、まぜてその差を目立たなくする工夫や知恵があったのですけど、競争を助長して、学校教育が袋小路におちいったように思います。
学校間にも、クラスの中にも格差があたりまえになってしまった。
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こうして教育は消費財化しており、親の眼力と経済力が子供の学力を決める。自民党の総裁候補者たちは格差社会の是正を公約に掲げているが、再チャレンジしようにも、人生のスタートの時点ですでに大きく差がついてしまっているのである。