夢見の方法を比較した心理療法の本
- 作者: 井上亮
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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睡眠中に見る夢と積極的に関わろうとする試みが、シャーマニズムの中にはよく見られる。
夢は精霊からのメッセージなので、それをしっかりキャッチすることは、シャーマンになるには必須の力だからだ。
上記の本では、マライのセノイ族とアフリカのカメルーンの精霊ギンナージ、チベット仏教の夢見の修行が比較して
述べられている。
作者の井上亮は、すでに亡くなった心理療法家、河合隼雄ではなく、精神科医の加藤清のお弟子さん。
心理療法とシャーマニズムをつなげる仕事は、主に80年代から90年代半ばに行なわれている。
脳科学が、追求しても証明できない自然と意識の関わりを解読する鍵はシャーマニズムにあるのかもしれません。
http://d.hatena.ne.jp/suganokei/20080127/1201414676#c
明晰夢、英語でいうとlucid dreaming 、夢の中で夢であることに気づいている、
そういう状態のこと。
カスタネダの本で、そういうことができると知って、その晩ためしにやってみたら、
一時間半おきくらいに起きながら、ってことは rem 睡眠のたびだったんだろう、
何回目かで、夢の中で自分の右手を上げて意識的に見ることができた。
(カスタネダの本では、手を上げて見ろって指示があるんです)
−suganokei もう一つの世界−からの引用
睡眠中に、これは夢だなと思ったとき、夢の世界で遊んでみると面白い経験ができる。
ノン・フィクションライターの大泉実成も明晰夢を体験することで、悪夢を見る回数が減少したと書いている。
- 作者: 大泉実成
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/11
- メディア: 文庫
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