絡み力//コメント力

他人が自分に対して意見を言うのは、他人が自分に対して興味を持っている証拠であり、その興味を最大限生かす鍵は、意味のある意見を「スルーしない力」だと思います。むしろ大事なのは、意味のない意見をフィルタリングして「その意見はくだらないよ」と言ってくれるような信頼できる人間が身近にいるかどうかじゃないか、なんて事を思いました。

親と教師の権威が落ち、新しいツールの分野では、若い人の方が知識やスキルを持っている。意見をしてくれる大人が減っているということもある、助言者というのは大切ですね。その上で無視する力を育てればいい。

わたしが生業にしている、カウンセリングの中でもアドバイスやコンサルティングは重要です。
たとえばニートの状態が長くつづいていて、対人恐怖*1になった人の場合
恐怖感を和らげ、自信をつける*2だけじゃなく、実際に就業するときに役に立つビジネスマナーや
あるいは、遅刻しないで職場に行くことの大切さのようなことを意見することもあります。

たとえ、よけいなお世話にしても耳をかすという知恵がありますね。

相手を見て、法を説いたり、いっている人によってスルーしない力は必要ですよね。

*1:日本だけに顕著な神経症てき徴候

*2:エンパワーする